『メキシコから輸入したトウモロコシ』に『地元産の食材』
引越しから2か月たった今年5月。ベトさんのもとに“待望の品”が届きました。それは、メキシコから輸入したトウモロコシです。
(ウルタード・アルベルトさん)「これはピンク。青、赤もある」
日本で作られている種類とは一粒の大きさも色も違い、本場の味を再現するためにはこのトウモロコシが欠かせません。
ベトさん、この種を後川の土地に植えて、ゆくゆくは「後川生まれ」のトルティーヤを作る予定ですが、それはまだ先のこと。まずは地元の人たちにトルティーヤを知ってもらうことが優先です。
(ウルタード・アルベルトさん)「おいしいトルティーヤがないと、ほんとおいしいもの(メキシコ料理)が作れない。これでメキシコの文化が広がってメキシコ料理が人気なものになるかなと思っています」
この日、ベトさんが訪れたのはお隣の土井裕子さんの家。この2か月で土井さんの生活も大きく変わったそうです。
(土井裕子さん)「挨拶はこれ(手を上げる)。いろいろお話できて楽しいですよ」
そんな2人が向かったのは、土井さんのトマト畑。トルティーヤを集落のお祭りでお披露目することになり、そこに挟む地元産の食材を1つずつ集めていきます。