■第19回アジア競技大会中国 杭州(日本時間22日、拱墅運河體育公園体育館)
23日の開幕を前に行われた、卓球の団体・予選リーグ1試合目。男子日本代表はネパールと対戦し3‐0で勝利した。
すべてシングルスで行われ、先に3勝すれば勝利となる団体戦。日本の初戦は張本智和(20、智和企画)、吉村真晴(30、TEAM MAHARU)、戸上隼輔(22、明治大)の布陣で挑んだ。グループBの日本はネパール、北朝鮮と同組。
第1試合にエース張本が登場しMAHARJAN Rubin(17)と対戦。第1ゲームはミスショット連発し6‐11で奪われるまさかの展開となったが、その後は11‐2、11‐3、11‐5と3ゲーム連取で勝利した。第2試合の吉村は11-7、11‐3、11‐7とストレート勝ち。第3試合の戸上も11‐6、11-3、11‐3と圧勝し、3連勝で白星発進した。
試合後、張本は「(1ゲーム目は)初めて対戦する相手だったのでサーブレシーブ、相手のクセだったり、そこに手こずってしまったので。自分の簡単なミスだったり相手の良いドライブもあったので。1ゲームくらいは誰とやっても取られる可能性ありますし、あまり気にすることなく2ゲーム以降立て直せた」とふり返った。
次戦、日本時間午後7時から北朝鮮戦については「北朝鮮はすごく強い国なので、3人とも実力がある選手たちだと思っているので今の試合以上に良いプレーをして予選リーグ1位通過できるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。
予選上位2チームが第2ステージのトーナメントに進出する。
前回、ジャカルタ大会で卓球はメダルゼロ。男女とも団体戦の金メダルは1966年バンコク大会以来、57年遠ざかっている。
※写真は左から吉村選手、張本選手、戸上選手
【競技日程】
9月22日~26日 男女団体戦
9月27日~30日 混合ダブルス
9月27日~10月2日 男女シングルス、男女ダブルス