事故防止のランブルストリップスとは
国交省と県警では連携して、事故の啓発活動を行うほか、道路にも工夫を凝らしています。
南三陸沿岸国道事務所 岩渕賢一副所長:
「体感的な警告を与えるということで、ランブルストリップスを設置しています」

対策として用いられているのがランブルストリップスという切削溝。中央車線側の路面をデコボコにし、その上を車が通過すると振動や音する仕組みになってます。
南三陸沿岸国道事務所 岩渕賢一副所長:
「ドライバーに振動で気づきを与えてハンドルを戻してもらう」

これから冬にかけ路面の凍結などで事故の危険性が高まる季節となります。県警は「一瞬の油断が事故に繋がる」として緊張感を保った運転を心掛けてほしいと呼び掛けています。

ランブルストリップスのほかセンターラインには、車線を狭くみせスピード抑制の効果があるとされるドットラインが設置されています。
事故の多い、この桃生豊里から登米ICの間は中央分離帯がなくワイヤーロープが設置されているため、対向車との正面衝突はなく、死亡事故を防げているということです。