関東地方の帰宅の時間帯を直撃したゲリラ雷雨。さいたま市では落雷の瞬間をカメラが捉えていました。また新潟では“竜巻のような雲”を複数回確認されました。厳しい残暑に不安定な大気。秋の訪れはどうなるのでしょうか。
埼玉では側溝が排水しきれないほどの大雨、新潟では“竜巻”?

落雷の瞬間をカメラが捉えていました。20日午後5時半ごろさいたま市で撮影された映像では、稲妻が走り、火花が。背の高い木に落雷したとみられます。

同じころ、都心では怪しい雲が湧いていました。この数分後…

記者
「午後6時の東京・赤坂です。突然、たたきつけるような雨が降ってきました。目の前もややかすんで見えないような状況です」
ゲリラ雷雨が帰宅時間を直撃。突然の大雨に、多くの人が雨宿りをせざるを得ない状況に。

大気が不安定な状態となった関東地方。千葉県の柏駅では、駅構内が激しく雨漏りしていました。車で塾に向かおうとしていた子どもは…

子ども
「やばいやばい。(車の外に)出られないよー」

千葉県我孫子市では、1時間に38.5ミリの降水量を記録。
さいたま市でも大量の雨水が路上にあふれ、周辺が冠水。

動画の撮影者
「ビニール傘をさしていると、洗車しているような音の強さで、道路脇の側溝が排水しきれていなかったです」

新潟ではこんな現象が起きました。竜巻のような雲です。新潟市で午後4時ごろに撮影されました。黒く細い筋のような雲が、海と上空の黒い雲の塊をつないでいます。発生からまもなくして、その姿は消えてなくなってしまいました。

20日の朝、村上市沖でも複数回確認されましたが、消防によると被害はないということです。














