普天間基地の移設に向けた辺野古沖の埋め立て工事を進めるため、国は着々と手続きを進めています。
辺野古沖の軟弱地盤の改良工事などを承認するよう求める国土交通大臣の「勧告」文書がきょう県に届きました。
今月27日までに承認するよう求めています。

普天間基地の移設工事をめぐり国交大臣は19日、玉城知事に軟弱地盤の改良工事の設計変更を承認するよう「勧告」する文書を送りました。

文書は20日午後、県の担当課に届き、関係者によりますと勧告に従い今月27日までに承認するよう県に求めています。

「勧告」は県に代わって国が工事を承認できる「代執行」に向けた最初の手続きで、県が従わない場合、国交大臣は高裁に提訴するなどして、辺野古沖の工事に向けた手続きを進める方針です。