着いた工場ではカメラを向ける大勢のファンたち

 暗い山道を煌々と照らしながら進むトレーラー。カーブに入ると、最徐行。

 鉄道車両はやはり“ビッグ”。トンネルには何とか収まっている状況で、天井スレスレの箇所もありました。

 (記者リポート 6月17日 大阪・河内長野市)
 「午前0時42分です。いま、注意と協力を呼びかける車も現れました」

 厳戒態勢の中、その約10分後…。

 (記者リポート)
 「大型トレーラーが現れました。シートで覆われた車両がいま、交差点を通過していきました」

 その後、トレーラーは大阪外環状線に入り、工場へと入っていきました。

 工場の周りでは、写真を撮ろうと大勢の人がカメラを向けていました。

 (鉄道ファン)
 「(私は)関東ですね、神奈川の人間です。場所が場所なので暗くてちょっといまいちでしたね。今回峠を越えたわけで、なおさら難しいかなという感じでした」
 「有休を取って来ました。かっこいいトラックを使っているということで駆けつけました。(Q鉄道だけではなく輸送も?)どちらかというとトラックのほうですね。最終的にもう1回橋本の車庫まで陸送してほしいですね。元気になった姿でもう1回輸送をやってほしいです」