高岡市の中心市街地である片原町は5万4500円と30年連続で下落。人口の減少にともない地価も下がり続けるといいます。

不動産鑑定士 竹田達矢さん:「新しく外から入りにくいような町になっていっているのが、住宅地として下がっていく原因かなと思います」「古い町が外から若い人が入ってこないんですね。だから住んでいる方が高齢化していく。人がだんだん減っていく。でも新しく(人が)入ってこないということで。そこで住宅を求めるニーズがないですね」

2024年3月には北陸新幹線が延伸し、富山駅周辺は今後も地価の上昇が期待される一方、下落傾向に歯止めがかからない地域も。こうした「地域間格差」にどう対応していくのかが、今後の地方の課題となります。