ケガするも大谷選手は今シーズンを見つめる
南波キャスター:
気になる手術についてです。2度目の右肘手術について、エンゼルスのミナシアンGMは「右肘の治療の詳細はわからない」と話しているんですが、6人の医師にセカンドオピニオンを求めたというのは事実としてあります。これについて専門家は…
ベースボール&スポーツクリニック馬見塚尚孝理事長「MLBでも非常に珍しい事では?診断部位・重症度の評価が一致しないなど、医師の判断がわかれ、決断も慎重になっている可能性がある」

ただ、こういう状況でも、大谷さんは今シーズンをしっかり見つめてるんです。ロッカーは片付けました。ただ、試合中、ベンチに姿を見せて、選手たちと話をしていたり、応援をしていたりという姿は見せているわけです。
私たちはどうしても先の方となっていまいますけど、大谷さんはまだ今シーズンしっかりと気持ちを残して、現在も姿を現しているという状況です。
“ターミネーター”と言われても信じてしまうくらいパーフェクト
ホランキャスター:
大谷選手の魅力について、若新さんはどんなところにあるというふうに思いますか。

慶応大学特任准教授若新雄純さん:
2023年に入ってから大谷さんのコーナーになると「彼はもう未来から送られてきたターミネーターに違いない」と。ターミネーター説を唱え続けて、いろんな番組で言うと野球解説者の皆さんに、「多分そうだ」と同意されていて。だから僕はそれで押し通そうと思ってたんですけど「おやおや、ケガするんかい」と。だからみんな、ターミネーターと言われても信じてしまうくらいパーフェクトだったので、さらにここでケガすることでやはり人間なんだと。
これだけの輝かしい異次元の成果を出しながら、やはりどこか僕らと同じ人間であるということで、なおさらファンは親近感を沸きつつ、さらに魅了されている。そしてきっちりとロッカーを片付けていくと。もう憧れの次元を超えて、ターミネーターではなかったことに逆に驚きですよ。