同じ日、JAみなみ魚沼の施設ではコシヒカリの検査が始まりました。
【検査員】
「非常に悪いです。近年になく悪いです。普通の年だとだいたい80~90%の一等米比率が、10%いくかいかないかくらいですかね」
この日はおよそ9トンを検査しましたが、例年8割ほどを占めるはずの一等米はなく、二等米がほとんどでした。
高村さんも状況は同じです。
【高村さん】
「残念ながらですね、高温障害がモロに出ています。どうしようもできないんでね、こればっかしは」
“等級”はあくまでも、コメの色・形・粒の大きさ・水分量などをチェックしたものであり、味の評価にはつながりません。
作業を終えて帰宅した高村さんは、できたばかりの新米をさっそく炊いてみました。
「ほらこれが新米の香り…」