「子どもが簡単に手に入れられなくなって…かわいそうというか残念」

 ポケカにはまって2年の白数結人くん。大会にむけた特訓の前にお父さん、なにやらハサミを使って作業中。

 (白数結人くん)「練習に足りないカードがあるから切っている」
 (父・白数裕士さん)「入手しにくくなってからやるようになりましたね。カードがそもそも買えないとか、ほしいカードのパックを買えなかったりするので」
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 自分では持っていないものの相手が出してくる可能性があるカードは、コピーをしたもので念入りに対策。工夫をして今の状況を乗り切っていますが、自身も子どものころからポケカを楽しんできたお父さん。複雑な思いがあります。
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 (父・白数裕士さん)「寂しいですよね。子どものために作られていたものが子どもが簡単に手に入れられなくなっていて、サッカーの友達も『やったことはない』『やりたいけど買えない』とたまに聞くので、それはかわいそうというか残念ですよね」

 世代を問わず愛されてきたポケモンカード。急激なブームはプレイヤーたちに何をもたらしたのでしょうか。