野崎役の阿部寛さんが、乃木家の現当主(井上順さん)を訪ね、乃木家の家紋が「テント」のマークであることにたどり着く場面です。

阿部寛さんも以前、この「櫻井家住宅」での撮影で、感動したエピソードを語っていました。

阿部寛さん
「川とか水の色がすごくきれいで。僕はちょっと釣りを昔やってたもんですから、すごいなこの川とか思いながら川ばっかり見て…昔庭師の役をやったことがあって、庭が完璧なの。滝が流れてて、この滝はもしかして水を吸い上げて入れてるんですか?って聞いたら、いや、普通の川の上の方から流れているものを本当に入れてるから。斜傾からなにから完璧なんで、その話をずっとしてて」

堺さん、阿部さんも感銘を受けたという「櫻井家住宅」。「VIVANT」効果で、櫻井家住宅や、その歴史がまとめられた可部屋集成館には、これまでになく、10代から20代の若い世代の来訪者が増えていると言います。

櫻井さんは、VIVANTの聖地として、櫻井家住宅の知名度アップを期待しています。

櫻井家14代目当主 櫻井誠己さん
「主人公の実家といいますか、ルーツだということが一つのポイントになったと思っていますので、そういう面で、聖地みたいなイメージで展開ができるといいなと思っています」