自撮りやキャリーバッグ引くのも禁止・・・やりすぎ?世界各地の対策とは

熊崎キャスター:
強硬な対策がとられている観光名所もあります。
▼オランダ・アムステルダム  
 “迷惑客来るな”キャンペーン(米・フォーブス誌など)
 運河地区など世界文化遺産 年間2000万人が観光
 大麻の使用や飲酒目的の観光客が非常に多いと迷惑行為を問題視
 ・2023年7月~クルーズ船の寄港を禁止
 ・観光客の大麻使用禁止
 ・飲食店の閉店時間の繰り上げ
 ・ネット検索すると目的のものが表示される前に「飲酒・ドラッグリスク」の表示など

▼イタリア・ローマ“スペイン広場(ロイター)
 ” 2019年~座ったり寝そべる行為を禁止する条例を施行
 長時間居座り&飲食など通行人の妨げやガムやワインなどのシミ多数
 2016年 高級ブランド「ブルガリ」などが出資し、階段を洗浄・修復
 ・違反した場合“罰金”最低でも約4万円(250ユーロ)
 ・階段を汚したり破損した場合も約6万3000円(400ユーロ)の罰金

▼クロアチア・ドブロブニク(米・フォーブス誌など)
 旧市街は世界文化遺産
 「アドリア海の真珠」と称される
 映画「魔女の宅急便」のモデルとされる街
 キャスターの音が住民にとって「騒音」のため
 ・2023年夏~キャリーバッグ引いて移動禁止
 ・2023年11月~抱えても禁止(旧市街)

▼イタリア・ポルトフィーノ(米・フォーブス誌など)
 2023年4月~自撮り禁止
 人口:約500人の漁村
 “ディズニーシーのモデル”とされる港町
 夏にはセレブクルーズなど
 数千人が観光に訪れる
 路上で観光客がスマホ撮影
 交通渋滞・道路封鎖が発生
 ・罰金 最高約4万3000円(275ユーロ)

井上キャスター:
日本に入国した時点でネットをうまく使うといいのではないでしょうか。

スポーツ心理学者(博士)田中ウルヴェ京さん:
どこでゴミを捨てるとか。そういうことですよね。