徳島ならでは!?徳島県の一部の県立高校で来年の春から実技検査で合格できる新しい入試枠組みが導入されます。その実技がなんと『阿波おどり』です。

 400年もの歴史があるとされる徳島県の阿波おどり。毎年8月に行われる徳島市の阿波おどりは、コロナ前では国内や海外から100万人を超える観光客がやってきていた、県を代表する伝統文化です。

 しかし、課題となっているのが『後継者の育成』です。

 (徳島県教育委員会 グローバル・文化創造幹 寺澤昌子さん)
 「徳島県の伝統文化をずっとこれから続けていくこと、それには後継者の育成というのがとても大切だと思います」

 そこで県の教育委員会が目を付けたのが高校入試です。阿波おどりの部活がある徳島商業高校など3つの県立高校で、来年春から阿波おどりの実技検査などで合否を判定する新たな入試枠組みを導入することにしたのです。