小説落選で絶望感「裏切られたと思った」
青葉被告は「京アニ大賞」に小説2作品を送り、いずれも落選したときの心境を口にした。そして落選に「ナンバーツー」が関係していたと主張したのだった。
青葉被告「がっかりしたし、裏切られたと思った。受賞まではしなくても、編集者から目をつけられて、何かしら依頼があるとは思っていた」
弁護人「誰が小説を落選させたと?」
青葉被告「・・・(沈黙、首をかしげる)」
弁護人「言いにくいですか?」
青葉被告「・・・(しばらく沈黙して)先ほど述べた『ナンバーツー』という人物です」
弁護人「言いにくそうにしていたのはどうして?」
青葉被告「そこまで踏み込んで、明らかにしてもいいのかと」
これまでの被告人質問で、傍聴した記者らが驚くほど饒舌に語っていた青葉被告だったが、この日に限っては上記のやりとりのごとく歯切れが悪い場面が目立った。
”今回は特別な負け方だから、いいんだけど(掲示板への書き込み)”
続いて当時、青葉被告がインターネット掲示板に書き込んだ言葉の数々が読み上げられ、青葉被告が自ら説明した。