中国共産党と中国政府は12日、台湾統一に向けて、福建省に「モデル地区」を設置する方針を発表しました。台湾側との人の往来や経済交流を拡大することで、将来的な統一につなげる狙いとみられます。

中国国営の中央テレビによりますと、「モデル地区」では科学技術や農業、漁業など、さまざまな分野での協力を進める方針です。

また、台湾と福建省の企業による提携も促進します。

さらには、台湾の住民が中国で住宅を購入することを奨励するほか、台湾の若者の中国への就学や就職を支援するとしています。

中国政府は台湾周辺で軍事演習を行うなど圧力をかけていますが、来年1月に台湾総統選を控えていることもあり、経済的なメリットを示して台湾側の取り込みを図るものとみられます。