各省庁の対応は? 城島茂さん起用の警察庁「変更する予定はない」

国会では、ジャニー喜多川氏による性被害を訴える当事者の会メンバーが、立憲民主党のヒアリングに出席。子どもが性被害を訴えることの難しさを強調しました。

ジャニーズ性加害問題当事者の会 石丸志門氏
「声を上げられない・声を上げたくない、そういう人が一番多いはず。であるならば、その人が声を上げられるようになるまで何十年でも待つ必要があると思う。(子どもの)性被害に関しては時効を撤廃する考え方は一つ大きな論点」

ここで議題にあがったのが、省庁などでのジャニーズタレントの起用です。

立憲民主党 山井和則衆院議員
「民間企業やテレビ局がジャニーズ事務所との付き合いをどうするかコメントを発表していて、政府でも広報のポスター(起用)とかそういうケースはあったと思うが」

内閣府担当者
「一般論になりますけども各省各庁において適切に判断している」

農林水産省はTOKIOの城島茂さんを「ノウフク(農業・福祉)アンバサダー」として起用。今後の対応については、ジャニーズ事務所側に説明を求めた上で検討していくということです。

また、警察庁も城島さんを特殊詐欺防止の広報啓発活動に起用。警察庁は、「ジャニーズ事務所ではなく城島さん個人にお願いしているもので、対応を変更する予定はない」としています。