オリオン株式会社 小西靖宏社長
「あいみょんさんは大きかったですよ。そのときに一気に『売れたな』っていう感じになってきましたね。」

2019年に、歌手のあいみょんさんが、『ココアシガレット』を持った写真をインスタグラムに投稿。
それを見た多くのフォロワーが買い求め、一時は品薄状態に。

オリオン株式会社 小西靖宏社長
「今まで子どものお菓子として販売していたのが、あいみょんさんに持ってもらったおかげで若い方に興味を持ってもらって。前年度から比べると、10何%売り上げが上がったんじゃないですかね。」

現在その人気ぶりから、新たな商品も生まれています。
電子タバコをモチーフにした『マイコス』。
お菓子以外にも、洋服や折りたたみ傘、入浴剤や線香まで、様々な形で広がりを見せています。

食べて応援!駄菓子を文化へ

落語家 立川志らく:
昔はもう町に一軒ずつぐらい駄菓子屋がありましたよね。
よくこの「ココアシガレット」で、アラン・ドロンとブロンソンの『さらば友よ』のラストシーンのマネを子どもたちでやったりしたのを思い出します。

コメンテーター 中川翔子:
懐かしくてたまらないですね。遠足のときに、「いくらまで持ってく」みたいな、みんなでワイワイ話しながら。
もう食べられなくなっちゃった味がいっぱいあると思うと、思い出の中に味が刻み込まれてますから、寂しいですね…守らないと。買わないと。大人になったからいっぱい買わないと。

駄菓子屋ハンターの土橋さんは、
「安く・美味しく・懐かしい。酒のアテやおつまみおやつにもちょうどいい。それが駄菓子。
自分の子どもや孫が同じ駄菓子を食べれば、そこに会話も生まれる。日本独自の誇るべき文化をこれからも食べて応援していきましょう」
と話しています。

(ひるおび 2023年9月7日放送より)