子どもの頃、100円玉を握りしめて「駄菓子」を買いに行った人も多いのではないでしょうか?
そんな駄菓子業界が、今危機に瀕しています。
日夜研鑚し、ニーズに合わせて努力を続ける駄菓子メーカーの取り組みを取材しました。
『サクマ式ドロップス』『元祖梅ジャム』…相次ぐ生産終了

駄菓子屋ハンターの土橋真さんによりますと、近年、駄菓子メーカー・問屋の廃業が相次いでいます。
背景にあるのは
▼資源高
▼後継者不足
▼老朽化に伴う設備投資の枯渇
など。

2023年に『サクマ式ドロップス』、2020年には『らあめんババア』、2018年には『元祖梅ジャム』が生産中止になっています。
誰もが知っているようなロングセラー商品の生産終了が相次ぐ中、厳しい状況でも多くの企業が低価格での販売を続けています。