【午後2:50】事件当時2階にいた従業員「後ろから熱風…耐えられず苦しくしゃがみこんだ」
さらに別フロア(2階や3階)にいて生存した従業員の供述調書も読み上げられました。
事件当時、京都アニメーション第1スタジオの2階で作業をしていた作画室の従業員は、迫りくる熱風の中、窓から脱出したものの、気道熱傷で入院するケガをしたということです。
(読み上げられた供述調書より)
「いつも通り2階の自分の机で仕事をしていました。両耳にイヤホンをして、音楽を聞いていました。らせん階段から『キャー』という悲鳴が聞こえた。振り向くとぱっと光が見えてボンと音がした。下から上に黒い煙の塊が上がってきた。すぐに火事だと思い、西側の階段へ逃げようとした。しかし、降りられないと思い、ベランダの窓が少し開いていたのでその窓へ着いた」
「窓は横にスライドさせるものだったが、どうしても開かず、天井から煙が迫ってきた。『早く開けて!』というのが聞こえた。私は煙を吸い込んでしまい苦しくてその場にしゃがみこんだ。わずかな窓の隙間に顔をつけて外の空気を吸った。その時には電気も消えて真っ暗だった。スタッフの『キャー』という悲鳴も聞こえた。『窓が開かないなら割って』と言ったので3回殴ったが割れなかった。そのうちに窓枠も熱くなって、持てないようになり、後ろから熱風が迫ってきた。耳や顔でそれを感じ耐えられなくなって苦しくてしゃがみこんだ。窓はもう開かないと諦め、そのうちに悲鳴もなくなった。すると窓が割れる音がして窓の真ん中が熱で割れていた。急いで立ち上がって上半身からベランダに出た。ベランダを見ると、窓から黒煙が出ていた。走って梯子に向かうと下には7、8人がいた。ベランダの後ろには誰もいなかった。私は気道熱傷などで入院した」
さらに、事件当時3階から脱出した演出・作画室の従業員の調書も読みあげられました。
(読み上げられた供述調書より)
「私は当時3階の自分の机で作業していました。下からボンと大きな爆発音がした。そして西側の階段の扉が倒れたのが見えた。電子レンジでも爆発したのかなと思ってざわついていた。それから階段へ小走りで行き3階の窓から脱出をした」














