8月5日から京都地裁で行われていた、京都アニメーション放火殺人事件の初公判は、午後4時ごろに閉廷しました。この日の裁判を振り返ります。
【午前11:30】弁護側「人生をもてあそぶ闇の人物への対抗手段で反撃」

弁護側は冒頭陳述で「青葉被告によってこの事件は起こすことしかなかった事件」「被告にとってこの事件は、人生を弄ぶ闇の人物への対抗手段で反撃だった」と主張しました。
まず弁護側からこれまでの生い立ちなどについて説明、中学時代には『人に話しかけられられたり、人が寄ってくることから人のいない道をあえて選んで通学していた』としています。
《20~28歳のころ》
コンビニでアルバイトをしていましたが人間関係で行き詰まるその後、窃盗、住居侵入の事件をおこし、母親と暮らしていたが気持ちが乱れていったということです。
《30歳のころ》
アルバイトとして働いていた郵便局をやめたということですが、同じ時期に『日本の財政破綻が救われ政治家の運命が変わる』などとする内容を財務大臣にメールで送っていたということです。
《31歳のころ》
小説と出会い、青葉被告は京都アニメーションに感銘を受けて、小説と出会い、自ら小説を書き始めたということです。ネット掲示板では、ライトノベルの編集者は『すごいものをみせてくれた』と言われ一目をおかれたといいます。
しかし、その後コンビニ強盗を起こしたとして、刑務所に服役。青葉被告は刑務所で、あらゆるルートを通じて、『闇の人物』がメッセージを発し、そのことにより被告は自分の存在の意味を知ったとしています。
《38歳の時》
小説を書き始め、京アニ大賞に2つの作品を応募するも落選。これも、闇の人物が青葉被告に発言力をもたせないためだと主張します。さらに「『闇の人物』と京アニが一体となって、自分に嫌がらせをしてきている」と主張しました。
その後2018年、何気なくテレビを見ていた際に、青葉被告が見たテレビ画面に「京都アニメーションの作品」が映っていた、それに対して『これも盗まれていたのか』と感じました。どうやっても闇の人物と京アニから逃れられないのかとしています。
2019年6月、埼玉県の大宮駅前で大量殺人を計画、『これも京アニも闇の人物を思い知るだろう』と思って計画し未遂に終わったとしています。














