コンビニ強盗の動機も「小説」か…独自入手した捜査資料
取材班は今回、この強盗事件に関する捜査資料を独自に入手。青葉被告は当時、自身が抱く社会への不満をこう話していた。
【青葉被告と捜査関係者とのやりとり】
(青葉真司被告)「この世の中頑張っても仕方がない、仕事も続かない」「世間に疲れた、人間関係が面倒、自分の居場所は隔離された刑務所にある」
(捜査関係者)「殺人は?」
(青葉真司被告)「無差別殺人を考えたりするが、最後で歯止めがあり」
一方、動機についてはやはり京アニ事件と同じく『小説』がキーワードとなっていたこともわかった。
(捜査関係者)「きっかけは?」
(青葉真司被告)「母親があまりよい顔をしてない」
(捜査関係者)「何について?」
(青葉真司被告)「小説を書いていたけど、それを送らなかったこと」
(捜査関係者)「どこに?」
(青葉真司被告)「出版社に」
そして、こう語った。
(青葉真司被告)「(仕事を)クビになったときは、母を、兄も含めて、ガソリン撒いて燃やしてやろうか、と」
青葉被告が恨みを募らせていた母親は今何を思うのか、尋ねた。
(記者)「すみません。青葉被告の母親ですか?真司さんのことについて聞きたいんですけど」
(青葉被告の母親)「取材はお断りしますので」
未曽有の放火殺人事件から4年、ようやく始まる裁判で青葉被告は何を語るのか。初公判は9月5日に京都地裁で午前10時半から開かれる。