日本三霊山と呼ばれる立山(富山県)と白山(石川県)、富士山(静岡県)がある3つの県の知事が地域活性化について意見交換しました。今後3年間で3県が連携してイベントなどを企画し、三霊山をPRしていく方針です。

三霊山とは、古代より山岳信仰の参加な日本において神仏などをまつっている神聖な山でパワースポットとしても知られています。

9月1日、石川県の馳浩知事と静岡県の川勝平太知事が富山県を訪れ、立山、白山、富士山の「日本三霊山」を連携してPRするための企画について意見をかわしました。

3県の知事は、三霊山を活かして地域の振興に取り組もうと1月に協定を結んでいて、初めての意見交換の場となったこの日は知事がそれぞれ持ち寄ったPR企画を提案。

馳知事は3つの山を巡るデジタルスタンプラリー。

川勝知事は三霊山に関する学術研究の連携。

そして新田知事は首都圏での物産イベントや富山マラソンで山の標高と同じ順位の人に特別賞を授与するなどの企画を提案し、すべて承認されました。

知事らは今後3年間でこれらを実現し、三霊山の周知に力を入れる方針です。