【上越市にパートナーシップ制度を求める会 阿部和子代表】
「予想外に多く集まったと自負しております。お受け取りください。宜しくお願いします」

28日午後、市民団体の阿部和子代表ら8人が新潟県上越市の中川幹太市長に、同性カップルらを夫婦と同等と認める『パートナーシップ制度』の導入を求める6000筆あまりの署名と要望書を提出しました。

『パートナーシップ制度』とは、性的マイノリティーの同性カップルを夫婦と同等の関係であると自治体が認めるもので、新潟県内では、新潟市・長岡市・三条市が導入しています。

上越市 中川幹太市長


【上越市 中川幹太市長】
「あまり表向きに声を出さないんだけれども、そういう方がいることはもうずっと感じてきました。そういう意味で今回、パートナーシップ制度については前向きに進めていこうと思っている」

上越市にパートナーシップ制度を求める会 代表 阿部和子さん

【上越市にパートナーシップ制度を求める会 阿部和子代表】
「啓発活動を市民としてやっていきたい…。行政からも、もっと積極的に啓発をやってほしいなという思いでいっぱいです」

『パートナーシップ制度』のほかにも阿部代表は、同性カップルと一緒に暮らす子どもや養子を“家族”と認める『ファミリーシップ制度』の導入も訴えていきたいとしています。