台風11号発生 沖縄方面へ向かう予想

気象庁は29日午前9時、マリアナ諸島付近で台風11号が発生したと発表しました。中心気圧は996hPa、中心付近の最大風速は18m/sで、ゆっくりと西へ向かっています。
中心付近の最大風速が17.2m/s以上となり台風発表のの基準を満たす予想です。台風となると「台風11号」となります。
それでは台風11号について気象庁及び欧米予報機関の進路予想を見ていきます。
気象庁(台風11号)

気象庁の予想では西よりに進んだあと、次第に進路を北西よりへと変えて、9月1日には暴風域を伴って沖縄付の南の海上を中心とする予報円に達する予想です。その後沖縄地方を通過して東シナ海へと向かう可能性があります。ただ予報円は大きく、進路予想のブレ幅は大きな状況です。




こちらは台風の進路予想で使うモデルとは違った計算モデルによる予想結果です。あくまでも数あるシナリオの一つですが、9月3日にかけて沖縄方面を通過してさらに西へとすすむことが予想されています。
前回の予報の初期値(24時間前の8月26日夜)で計算された予想結果では、台風11号をかなり発達させて沖縄付近へ接近させる予想でしたが、今回はそれほど台風11号を発達させていません。
つづいてアメリカやヨーロッパの進路予想をみてみましょう。