夕食は「流しそうめん」や「たこ焼き」など…献立の理由は『子どもの憧れ』

 次はお待ちかねの晩ご飯。かばんから取り出したのが…。

 (子ども)「(Qこれって何?)エピペンが入っていて。青いやつを抜いてグーにして太ももの外側にさします」

 全員、食事の場面では常にエピペンを携帯。キャンプには看護師や医師も帯同し、子どもたちが安心して過ごすことができるように万が一にも備えます。
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 夕食のメニューはたこ焼きやハヤシライス、そして流しそうめんなどなど。キャンプを主催したアレルギー患者会「LFA食物アレルギーと共に生きる会」の代表・大森真友子さんは、このチョイスにも理由があるといいます。
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 (大森さん)「今まで子ども会とかのイベントで流しそうめんをやっているけど、通常は小麦のそうめんなので『食べられなくて憧れる』と言っていたので、子どもたちが『食べたいな』と思うものでやりました」

 きょうは小麦を使っていないそうめんや、たこの代わりにこんにゃくが入ったたこ焼きを楽しみます。子どもたち自ら料理の準備に取り組みます。

 (大森さん)「一緒に確認するよ。原材料はしょうゆ、ぶどう糖、砂糖、りんご…」

 用意されたもののほとんどがアレルギー対応ですが、原材料に何が使われているかチェックすることを学びます。みんなで心を込めて作った料理、その味は?
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 (将伍くん)「めちゃくちゃおいしい!」

 憧れの流しそうめんに子どもたちは大盛り上がりです。将伍くん、前日から楽しみにしていたわたあめも満喫しました。