今までの日大アメフト部の対応は…

日大アメフト部の対応です。8月10日、北畠容疑者の逮捕から5日後に、北畠容疑者は無期限活動停止処分を継続ですが、部はわずか5日で解除しました。この問題は部員1名による薬物単独所持という個人犯ということも一つの大きな理由になっています。

関東学生アメリカンフットボール連盟としては、他の日大アメフト部関係者が関与していた疑いを払拭できないということで、この段階で"当面の間"出場資格の停止を決めました。
これ以外にも理由として、責任の所在が明らかになっていないとか再発防止策が講じられていないといったことも理由だったということで、部としてのあり方も今後問われていくところがあると思います。

ホランキャスター:
部と連盟の関係性をどのように考えていますか?

松田丈志さん:
大学側は活動することを許可しましたが、逆に連盟が「ダメだよ」としたということで、その権限が本当に連盟にあるのかなと思います。責任の所在ですが、実際にこの事件は、誰に責任があるんですか。「大学」なのか「部」なのか「個人」なのか。僕は「個人」にあると思っています。

ホランキャスター:
その部分を明確にしていくところが、まだ調査が続いている中で、なかなか難しい部分があるんですかね。

吉川祐二さん:
警察が入った以上は、少し突っ込んだ話を聞いていきます。
今回、捜索差押許可状に載せられている犯罪事実に載っている容疑者と言われる人たちに対する取り調べを行っていって、この事案の解明に努めなければならないです。北畠容疑者の供述によって、今回の捜索・差押が動いていると言っても過言ではないと思います。
そのことを考えても、これから出てくる関係者の名前、その人たちに対する取り調べが重要になってきます。

日比キャスター:
他の大学を見てみても「若者の薬物の使用」は続出している状況が見えてきましたね。

吉川祐二さん:
日本は大麻については、海外で一部認められている国もある。そのようなことがいろいろと歯どめになっているのかなという気がします。

日比キャスター:
何かの大きなきっかけになればと思います。