今後の捜査のポイントは?

日比麻音子キャスター:
19日経っていて証拠隠滅の可能性があるということで、捜査のポイントは、どういったところになるでしょうか?

吉川祐二さん:
8月3日に捜索・差押えが入り、そして22日にも捜索が入りました。この間に証拠品は、ほとんどのものが無くなっていると言ってもいいと思います。
ただ、今回の捜索・差押えの容疑に出てくる容疑者の名前が何人か出ていると思いますが、その人たちのスマートフォンや通信機器を押収することによって、薬物の流れが出てくる場合もあります。

そして19日間ですが、22日に捜索が入ったというのが、北畠容疑者の勾留期限があり、それが概ね8月26日頃だと思います。いつ送致したかという細かな日付により計算は変わりますが、26日頃に20日間の勾留が切れるとなると、起訴になるか釈放になるかが分かれてきます。その間際に警察は、今回の捜索を行ったということもあります。

元競泳日本代表 松田丈志さん:
大学ができる捜査と警察ができる捜査のレベルが全く違うということですし、であれば、むしろ大学側が会見をすることに意味はないのかなと思っていて、全面的に警察の捜査に協力をして、事実を明らかにしていくことが一番大事じゃないかなと思います。