奥原希望選手:
「首の疲労骨折っていう状態」
「やはりコンディションが自分の中ではいまいちだなっていうのを感じながらプレーはしていました」

大会の4か月前に首を疲労骨折し、コンディションが万全でない状態が続いていました。

準々決勝の相手は格下の選手。

しかし、持ち味のフットワークを生かした粘り強いラリー戦に持ち込むことができずに敗退。

金メダルへの挑戦は、ベスト8で終わりました。

奥原希望選手:
「私は目標がないと先に進めないタイプなので、どこを目標に進んでいこうかなと考えたときに、やっぱり挑戦したいなっていう思いが強かったので、またオリンピック目指したいなと思いました」

これまで、明確に定めた目標に向けて行動し、幾度となく達成してきた奥原選手。

大会後、再びオリンピックで頂点を目指すことを目標に掲げました。


奥原希望選手:
「結果を出すということはまだ達成できてない。自分が諦めなかった可能性を信じれば、その道っていうのは切り開けてくれるんじゃないかなと思う」

しかし・・・。

この2年間、足首の疲労骨折や肉離れをし、手術。

実戦から離れる期間が長く続きました。

2022年9月、奥原選手は心の支えになっているという故郷・大町市に帰り講演を行いました。