■第19回世界陸上競技選手権大会 第2日(日本時間20日、ハンガリー・ブダペスト)
男子400mハードルの予選(4着+4)で黒川和樹(22、法政大学)が今季自己最高の48秒71をマークし5組3着。2大会連続の準決勝進出を決めた。
序盤から前回大会銀メダルのR.ベンジャミン(26、アメリカ)の前を行く積極的な走りを見せた黒川。最後は後ろを確認しながら、確実に3着に入った。48秒71は2021年にマークした自己ベスト(48秒68)に迫るタイムだった。
初出場の児玉悠作(22、ノジマT&FC)は50秒18の4組8着、5回目の世界陸上代表・岸本鷹幸(33、富士通)は50秒90の2組8着で予選敗退となった。
世界記録保持者・K.ワ―ホルム(27、ノルウェー)は余裕の走りで3組2着の48秒76。世界陸上3個目の金メダルへ、順当に準決勝に進んだ。