経済効果78億円「ネッシー」

西暦565年頃に、ネス湖周辺で未確認生物の目撃記録がありました。そして、1933年に初めて写真が撮影されて以降、数多くの目撃情報があるということです。
そこからじわじわと世界で人気になっていきました。それまでネス湖は、地元の方しか行かないような場所でしたが、1933年頃にネス湖への国道が開通しました。これにより観光客が増えました。近年だと年間約50万人、経済効果は約78億円といわれています。

影響は日本にもありました。当時、衆院議員を務めていた石原慎太郎さんは、1973年に「ネス湖怪獣国際探検隊」を作り、費用に約1億5000万円を使って、ネッシーの現地調査に行ったことがありました。その当時は、巨大なウナギを発見するのみだったそうです。
井上貴博キャスター:
時代を感じますね。好奇心を掻き立てられますか?
歴史・時代小説家 今村翔吾さん:
僕とか井上さんが子供の頃は、こういうのを探す番組をよくやっていましたよね。
井上キャスター:
徳川埋蔵金とかね。
今村翔吾さん:
絶対に見つからないですけどね。
井上キャスター:
どっかで見ちゃうし、見つかってほしくないなというのがありますよね。