戦後は訴え続けた『絶対非戦』

 1945年8月、日本は戦争に破れ、生き延びた秀村さんは再び学問の道に戻ります。

 (息子 秀村研二さん)「よく、自分よりも優秀な人たちがたくさん死んだ、というのは言っていて。だからその分自分たちも頑張って生きなければいけないという思いはよく語っていました」
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 戦後、秀村さんは九州大学の教授となり、亡くなるまで『絶対非戦』を訴え続けたといいます。