【2】チェコに練習拠点を置いて約4年…北口榛花 選手
やり投の日本代表である北口榛花(きたぐち はるか)選手は、国際大会において8戦5勝・世界ランキング1位(※2023年8月5日時点)の選手。

練習では、チェコに拠点を置いて約4年になるといいます(※2023年8月放送時)。
金メダル獲得を目指して、トレーニングでは“やりを使わない”練習に注力。その真意をコーチのシェケラック氏は「やり投で最も大切なのは基礎体力。特に重要なのが助走。やり投は腕の振りだけではなく、60%が助走で決まる」と話します。

指導を通して、北口選手はさまざまな陸上競技や練習がやり投につながっていると理解し、下半身を徹底的に強化。
その結果、7月16日に陸上のワールドツアー・ダイヤモンドリーグへと出場した際には、67m4cmという今シーズン世界最高記録も打ち立てています。

世界陸上について、北口選手は「今年はメダルを獲りにいって、それを実現して帰ってくるのが一番の目標。決勝で狙って記録を出せるように準備をしたい」とコメント。
過去の金メダルの記録を塗り替えるような、北口選手ならではのビッグスローに注目が集まります。今回の世界陸上での活躍が楽しみですね。