岩手県では東北地方から日本の東へのびる前線や暖かく湿った空気の影響で、大雨となっている所があります。
盛岡地方気象台は「大雨と雷及びひょうに関する岩手県気象情報」を発表して、15日夜遅くにかけて土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。

降り始め(12日午前0時)から15日午前6時までの降水量(アメダスによる速報値)は、
岩泉町小本  654.0ミリ
久慈市下戸鎖 458.0ミリ
普代     297.0ミリ
岩泉     287.0ミリ
大槌     207.0ミリ
です。

県内は雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みで、15日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、内陸、沿岸ともに40ミリ。
15日午前6時から16日午前6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、内陸80ミリ、沿岸北部80ミリ、沿岸南部60ミリとなっています。

岩手県では15日夜遅くにかけて、大雨による土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。
落雷や突風、ひょうによる農作物や農業施設等への被害にも注意してください。