<長女 祥江さん>
「夜中でも産婦さんの主人が生まれそうだと呼びに来ると、さてと、とるものとりあえず、玄関あけて、ばっと飛び出すような感じでした」

<長男 秀彰さん>
「自分の幸せだけではなくて、人の幸せを与えてほしいという気持ちをもっていて、お産婆さんも天職だってことで」

<次女 優江さん>
「みんな誠実に生きて幸せな社会になればってふうに思っていたんじゃないかなと思う」

<高木住子さん>
「(お産を)頼まれればどんな所、どんな時も行かないわけにはいかない。それが産婆。でも、私はとてもよい仕事に出会えて、幸せでした」

ひ孫を抱き微笑む高木さん。亡くなる直前まで助産師として働きました。