今後花火大会は“お金を払って見るもの”に?花火大会有料席の全国平均最安値で約5000円

山本 恵里伽キャスター:
花火大会の有料化には色々な声がありますが、帝国データバンクによりますと国内で、7月から9月に開催される比較的規模の大きい106の花火大会うち、約7割の大会で有料席を導入しています。この有料席の中にも様々な価格帯があります。その中の▼一番安い席の平均が4768円、▼一番高い席の平均だと3万2791円となります。

小川 彩佳キャスター:
平均で4768円って、人気のアーティストのコンサートのチケットぐらいしますね。気軽に誰でも参加できる花火大会っていうのはどんどんなくなってしまうのでしょうか。

カンニング竹山さん:
ちょっと嫌ですけど、やっぱり誰しもが楽しめる花火大会が一番いいですが、もしかしたら花火大会という概念を我々もこれから変えなきゃいけないかもしれなくて、お金を払って見るものというふうに変わっていくのかなと思うんですよね。

それまでは僕が子どもの頃からずっと来られた花火大会っていうのはよくよく考えると、結局誰かがお金を出していたってことじゃないですか。スポンサーさんがいたりとか、協賛者がいたり。結局そこがまず少なくなったんで、チケット制にしてお金を得なきゃいけない。あとはやっぱり警備の問題も何もやらないってわけないからそのためにお金は要る。

だから今後こういうふうになっていくんじゃないか。日本経済との兼ね合いも問題があるのかもしれないけど、今後こういうふうになっていくっていうのを、悲しいけども我々は慣れていかなきゃいけないのかなとなるんですかね。

小川キャスター:
モラルの問題との兼ね合いで警備費も削るわけにもいかない。

カンニング竹山さん:
そうです。事故が起こったらどうしようもないことですから、それにはお金もかかりますからね。

小川キャスター:
概念を変えていくっていうのは致し方ないことなのでしょうね。
1人でも多くの方が納得する形で持続可能にしていくにはどうすればいいか考える必要がありますね。

カンニング竹山さん:
それが一番いいですね。子どもたちもみんなが楽しめるように。