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―他にも、会見で語られた内容を抜粋しています。去年11月にアメフト部の学生から『大麻を吸った』という自己申告があったということも話していました。今回逮捕された部員と同一人物かは捜査の関係上明らかにされていないのですが、このときは数か月前の使用で、物的証拠がなかったことから、事実の立証が困難ということで厳重注意にとどまったと。空白の期間については「発見当初は違法薬物の確証がなかった」「ヒアリング調査をしてから警察に相談しようと思った」と言いつつ、林理事長は「潔白を信じる気持ちがいっぱいで言葉足らずだった」とも話しています。さらに林理事長の報告に関しては、寮から植物片などが発見されてから約1週間後の7月13日に報告が行われたということもわかりました。現場の石田記者は会見に出席をして印象に残っているような話は他にありますか?
MBS石田敦子記者:空白の12日間に関しましては、澤田副学長がやはり持ち物検査とか尿検査とか、これは学生のプライバシーに関するものなので、非常に慎重にやらざるを得なかったということを言っていました。それに関して林理事長も澤田副学長の対応は適切であったというふうに評価をしていました。他には林理事長の今後の進退に関する質問がありました。それに関しては「今はそのようなことに言及する時期ではない。事実の解明が先である。そして大学自体を改革していくことが重要である」というふうに答えたと聞いています。
―プライバシーはわかるんだけども、薬物に関する捜査、しかも警視庁も動いている中でどこまで踏み込んで進めていくのか、そのあたりは非常に気になるところではあるんですがいかがでしょうか?
石渡嶺司氏:これは本当に1人だけの問題なのか、グループないし部の相当数がやっていたのか、というのはまだまだ未解明ですので、今後の大学の調査、並びに捜査で明らかになることを願っております。
―今のところ容疑者1人が逮捕。今回、警視庁は日大側に点検をするようにという話があったということですよね?
石渡嶺司氏:記者会見ではそのような説明がありました。それもちょっとおかしな話なんですけど、少なくとも疑わしいものがあれば大学って当たり前ですけど捜査機関ではないので、薬物調査ですとかというのはできません。疑わしいものがあった時点でまずすぐ警察に提出をする、というのが当たり前の話です。
―今回は日大と警察は連携ができていたという趣旨の発言があったと思うんですが、いかがですか。
石渡嶺司氏:連携できていたかどうかわからないですけど、おそらく警察としては何か疑わしいものがあればすぐ提出するだろうという見込みで話をした。ところが実際には日本大学は、学生のテスト期間だったですとか、自首することを期待していたとか、ということで結果的に12日間の空白が生まれてしまったということになります。これはちょっと隠ぺいと言われても致し方のない事案なのかなと。
―再び現場の石田記者。警察と大学がどういうやり取りがあったのか、会見で何か語られたことはありますか?
MBS石田敦子記者:できるだけ当該学生に自首してほしいという思いは大学側も強かったようです。それを待っている間に時間が経っていってしまったという側面もあるような感じでした。それは何回も話はしていました。今後大学はどうしていくのかという話ですが、大学本部に危機管理実施委員会を設置して、アメフト部の指導体制・生活指導・発覚状況の把握・学生や保護者への情報共有化などを図ると言っています。
(2023年8月8日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)














