2022年のインターハイでは、0秒36差で惜しくも2位。
持久力強化を課題に、これまでよりも速いペースの練習を重ねてきました。
そして、6月に行われた北信越大会では8分36秒06の「日本高校新記録」をマーク。
その記録は、2021年の東京五輪で日本人初の7位入賞を果たした三浦龍司(みうらりゅうじ)選手の高校時代の記録を3秒31更新するものでした。

佐久長聖高校・永原颯磨選手: 「昨年は3000M障害で準優勝という悔しい結果で終わってしまったので、今年は一番いい景色をみて一番いいメダルを取って後悔のないような走りをしていきたいなと思っています」
前の年の雪辱を果たす、決勝の舞台が始まりました。
佐久長聖高校・永原颯磨選手: 「周りは気にせずに今回は自分との闘いだと感じていたので、過去自分の中で一番早い1000Mの入りであったので」
序盤から先頭に立ち後続を大きく引き離します。
ラスト1周。
障害を越える姿に疲れがみえるもダントツのリードを保ちます。
あとは、自分の記録との闘い…。
タイムは8分32秒12!
なんと6月に自身が出した日本高校新記録を3秒以上塗り替える、まさに異次元の走りを見せました。
佐久長聖高校・永原颯磨選手: 「まずはこういう大きな舞台で勝ち切れたり記録を出せたというのは素直に嬉しい。国内だけでなく世界で戦っていける選手になっていきたいと思っているので、まずは周りの方々や支えてくれる方々への感謝の気持ちを伝えたいです」
そしてもう1人、県勢注目は、同じく佐久長聖高校3年女子棒高跳びの岡田莉歩(おかだりほ)選手。














