クライミング工法との出会いで補修を決心
その方法として用いられているのが、クライミング工法です。

ロープ1本でぶら下がるため足場を組む必要がありません。費用を抑え、期間も短縮できます。仙台大観音では、費用の面から大規模な補修に踏み出せなかったそうですが、このクライミング工法と出会い、実施を決めたということです。

大観密寺・鈴木興相院代:
「きれいな観音になって、そして皆さんにほほえんでいただけるような観音になってほしい」
補修工事は10月末頃に終了する予定です。補修工事が行われている仙台大観音ですが、通常通り見学は可能で中に入ることもできます。拝観料は高校生以上500円、平日午前10時から午後3時までで中学生以下は保護者の同伴が必要です。