ピンクのほうがかわいいだろうと」

クライミング・ワークス水野淳一代表取締役:
「(白だと)まぶしすぎるのと、白、白、白を重ねると必ず塗り残しや塗りむらが出るので。ピンクを塗り終わった後、白を2回塗って完成です」

補修工事では、下塗りを何回か行ったうえで、最終的に白い色を塗ります。どこまで下塗りしたかわかるようにと色を変えたとのこと。

大観密寺・鈴木興相院代:
「ピンクでなくてもよかったんですが、ピンクのほうがかわいいだろうと。皆さんから愛してもらえるのではないかなと」

ピンクに塗った後は、再び白を塗ります。ピンク色の大観音を見ることができるのは、1か月から1か月半ほどの期間限定です。創建から30年以上がたち今年4月から初の補修工事を行っている仙台大観音。足場を組めない工事のため、とられた工法とは何でしょうか?