
瑠奈容疑者と被害男性に事件前の5月から6月にかけ、飲食店で接点があったことがわかっていて、捜査本部は、それから犯行当日まで入念に準備をすすめ、犯行にのぞんだ可能性があるとみています。
小学校から不登校で、無職、近くの住人が時おり見かける姿は、質素で普通の女性の感じだったという瑠奈容疑者。

総合病院の精神科の科長で、学生時代からバンド活動も続ける一方、事件前、家に入らず、車の中で何時間も過ごすなどの異変が見られたという父親の修容疑者。

そして、近くの住人とは、庭先の花や植物、絵の話などで交流があり、温厚で、知人に宛てた年賀の挨拶状では、丁寧な文面、個性的なイラストも見せていた母親の浩子容疑者。
捜査本部は、捜査に支障があるとして、3人の容疑についての認否を明らかにせず、引き続き被害男性とのトラブル、3人の役割分担、動機などの解明をすすめています。