“水道専用”のダムが3つも!!!
新潟県柏崎市の水道水が冷たい理由は…『ダム湖』!
なんと、柏崎市には3つの水道専用の「ダム」がありました。

他の自治体が水源とする“河川”と比べると、太陽の光を受けながら流れている水よりも、ダムを水源とする水道水の方が水温が低くなるそうです。
しかも、それだけではない“さらなる秘密”が、数百段もの階段を下った先に潜んでいました。特別に案内してもらったのは、ダムの『5つの取水口』です。

通常、雨の少なくなる夏はダムの水位が下がり表層近くの水温が高くなりますが、実は柏崎市では『取水口』を段階を追って変更していたのでした。
暑くなる夏には、水温がより低い2番目の取水口、3番目の取水口へと切り替えることで、普段から他の自治体に比べ「6℃」ほど低い水道水が『さらにキンキン』に!
今年は8月上旬ごろに取水口を切り替える予定だそうで、切り替えてから1週間後くらいには、冷たい水が家庭に届くようになるということです。

【柏崎市上下水道局 施設維持課 鈴木誓課長代理】
「皆さんがご家庭で使うときには、12℃前後くらいで水を使える…」