ロシアのインフラ攻撃に対抗する国民への“電球”

軍事施設だけでなく、インフラや民間施設を攻撃しているロシア。ウクライナは冬に電力事情がひっ迫し、国民は凍える思いをした。少しでも節電をして耐えるため、ウクライナはこんな作戦をデジタルで展開した。
日本に避難しているハイチェンコさんの元に『ディヤ』に届いたメッセージを見せてもらった。

ウクライナから日本に避難しているハイチェンコさん
「電球の交換。省エネのLED電球を無料でもらえるそうです」
ウクライナ政府は、電気の使用量が少ないLED電球の配布も『ディヤ』を通して行っていた。
戦時下で改めて見えたデジタル化の重要性。このウクライナの技術は戦争が始まってさらに世界でも評価され、ウクライナが目指したデジタル先進国に、逆に輸出されたという。
デジタル改革省 スラワ・バニク氏
「私たちは『ディヤ』を今、エストニアに輸出しました。エストニア国民向けのお試し版が導入されています。もし日本も興味があれば、私たちは日本に対してもこのシステムに関する情報を提供できます」
(BS-TBS 『報道1930』 7月24日放送より)