フルーツ店をオープンへ「被害にあっても夢をかなえられると私自身で証明できれば」
千恵さんはこの夏、長年の夢だったフルーツ店を夫と一緒にオープンします。
(工藤千恵さん)
「直接的に被害当事者に手を差し伸べてサポートするとかカウンセリングをするということを今は全然していないですけど、被害にあっても何歳からでも夢ってかなえることができるんだよなってことを、私自身の生きている様子で証明ができたら」
自分が生きている姿や経験を伝えていくことが、被害者も加害者も生まない社会につながると2人は信じています。
(工藤千恵さん)
「私は和美ちゃんというちょっと先を行く、私が理想としていた生き方というか、被害にあっても楽しんでいいんだっていう。和美ちゃんに出会うきっかけを見つけた自分をちょっと褒めたい」
(柳谷和美さん)
「顔も名前も出すことによって、泣くときもあるよ、暴れるときもあるよ。でもそうやりながらも生きるという選択をしているわけじゃない。生きるっていうのを選んでいるのよ、ちゃんと。死にたい、死にたいって言いながら生きているんよね」