山中に響く『犬の鳴き声』と『花火の爆発音』…果たして効果は?

 そして7月16日、いよいよハンティングドローンの実力が試される時がきました。現場には噂を聞きつけた淡路島や島根県の猟友会も視察に訪れる注目ぶり。

 (京都府猟友会 西村義一会長)
 「ドローンの場合は止まらずに一方通行で全部行きます。だから害獣との勝負はものすごく早いです。よろしく頼みます」
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 今回の実験では、ドローン3機で害獣を人里から追い払い、猟友会メンバーらが山の中に入り、本当に害獣が反応するのか、その動きを確認します。
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 いよいよ、ハンティングドローンがテイクオフ!

 (ドローン)「ワンワンワン!」

 草木が生い茂る山の上空からは動物の姿こそ見えませんが、猟犬の鳴き声を響かせながら周囲を回っていきます。さらに、これでもかと花火を発射!あたりに大きな音が響きます。山の中にいても…。

 (記者リポート)
 「犬の鳴き声が聞こえます。ドローンが近づいてきたのでしょうか」
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 開始から1時間、残念ながらカメラに動物の姿を収めることはできませんでした。ただ、地元猟友会の下元会長は逃げるシカを目撃していました。

 (福知山猟友会 下元照男会長)
 「一番高いところのほうを逃げました。上を通ったということは、さらに上の尾根のほうを抜けたと考えられます」
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 しかし別の日にははっきりと効果がありました。見事ハンティングドローンの音声で山からシカの群れが逃げる様子が捉えられていました。

 (福知山猟友会 下元照男会長)
 「全国的にも非常に猟師の高齢化が進んでいますので、効率的な駆除をしないといけませんので、ハンティングドローンの活用は期待できますね」

 新たな対策として登場したハンティングドローン。これが害獣被害に悩む農家の救世主となっていくのでしょうか。

 (2023年7月24日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内『憤マン!』より)