夏の高校野球岩手大会は24日、準決勝2試合が行われました。シード校の花巻東と盛岡三が甲子園出場に王手をかけました。
第1試合は第1シード・花巻東と盛岡一が対戦しました。初回に犠牲フライで先制した花巻東は3回、ノーアウト2塁で打席に大会注目スラッガーの3番・佐々木麟太郎。センター前ヒットで1点を追加します。
3対0で迎えた6回。盛岡一打線が花巻東の投手陣をとらえ1点差に迫ります。なおもノーアウト満塁で6番・坂本。タイムリーヒットで逆転に成功します。
しかし簡単には流れを渡さないのが花巻東。7回に打線が爆発します。打者一巡の猛攻で一挙7点を挙げ、逆転しました。
春の王者の貫禄を見せた花巻東が10対4で盛岡一を下し、決勝進出です。
第2試合は第3シード・盛岡三と前回王者・一関学院を破り勢いに乗る盛岡商が対戦しました。
盛岡商は3回、チャンスの場面で打席に3番・大塚。センター前ヒットで1点を先制します。追いかける盛岡三はその裏、1アウト2塁、3塁で2番・菊地。相手のフィルダースチョイスで同点に追いつきます。
さらに3番・駒井のショートゴロの間に3塁ランナーが生還し逆転に成功します。
盛岡三の2年生エース藤枝が最後まで盛岡商業に反撃の隙を与えず完投。
盛岡三は5対1で盛岡商を下し、12年ぶりの決勝進出を決めました。
25日は休養日で決勝の花巻東対盛岡三は26日午前10時から盛岡市のきたぎんボールパークで行われます。
注目の記事
福岡初のイスラム教徒へのヘイト街宣 1000年続く伝統祭礼「筥崎宮の放生会」を汚してまで…

「白いバースデーケーキが欲しい」食物アレルギーがある息子の願いが叶った日 【笑顔のケーキをあなたに 前編】

快適な秋は短くすぐ冬に…?今年も「四季」→「二季」か 22日冬の長期予報発表前に予報資料から見える“サイン”とは tbc気象台

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?
