大相撲名古屋場所で盛岡市出身の前頭筆頭・錦木が初の殊勲賞を獲得しました。岩手県出身力士として18年ぶりの三賞です。

錦木は序盤から上位を次々と撃破し、11日目に10勝1敗と優勝争いのトップに立ちました。
終盤に4連敗を喫し悲願の幕内優勝とはなりませんでしたが、10勝5敗の成績で三役昇進を確実にしています。
大関昇進がかかった3関脇と横綱・照ノ富士を破った錦木は自身初の殊勲賞を獲得しました。
岩手県出身力士としては2005年の九州場所で敢闘賞を獲得した栃乃花以来となる18年ぶりの三賞です。


錦木の父・熊谷建さんによりますと、錦木は淡々としていて、「よかったね」と伝えると「やっととれたかな」と話していたということです。