2023年上半期の岩手県内の労働災害による死傷者数は821人で、前年同期から46人増加しました(+5.9%)。岩手労働局のまとめによるもので、2016年以降最も多い人数です。
死者数は3人で、前年同期から10人減少しました。
発生状況別にみると「転倒」が236人で最も多く、次いで「墜落・転落」が97人、腰痛などの「動作の反動・無理な動作」が67人などでした。
業種別では社会福祉施設などの「保健衛生業」が241人、「製造業」が129人、「建設業」が101人でした。
岩手労働局は気温の高い時期に入っていることから、作業中の熱中症に注意を呼びかけています。