各地の小学校で夏休みが始まりましたが、保護者からは「学童保育のお弁当作りが大変」「給食が恋しい」という声が上がっています。昼食を提供している学童保育は20%ほどですが、都内には給食を提供している自治体もあります。その取り組みを取材しました。

夏休みスタート!親は「給食が恋しい」

7月20日、各地の小学校で終業式が行われました。いよいよ夏休みが始まります。

仙台市 小学1年生
「おばあちゃんの家に行く予定です。公園に行ったり、たくさん元気に遊びたいです」

山梨・南アルプス市 小学2年生
「カブトムシ、クワガタムシではミヤマクワガタが欲しいけれど、とれないときはオオクワガタが来ると良いです」

岡山市 小学6年生
「ビーチ行って、魚捕まえて食べたいです」

一方、大人はというと…

小学1年生の父親
「毎日どう勉強させるか悩んでいます」

小学1年生の母親
「ずっとご飯の事を考えています。朝昼夜と。給食が恋しいです」

小学4年生の母親
「学童に行く時、お弁当を作らなきゃいけないのが結構負担。本人が食べられるものでバリエーションを色々考えるのが大変」

共働き家庭などの小学生を預かる『学童保育』。
子ども家庭庁によりますと、自治体が状況を把握している施設のうち、『夏休みなどに昼食を提供している学童』は22.8%でした。

現場からは『食べ物の衛生管理が難しい』ことや、『子ども向けのメニューを作る業者が見つからない』などの声が上がっているそうです。

こうした課題を乗り越え、昼食を提供している学童があります。