「おいしい“給食”を夏休みも」

東京・八王子市の小学校内にある学童保育。子どもたちが食べているのは学童が提供している昼食です。

普段給食を作っている調理室と、栄養士の力を借りることで衛生面を管理し、子ども用のメニューを作るという課題をクリア。

校内だけでなく、学校のそばにある学童の子どもたちも昼食を食べることができます。

子どもたちは…

「お弁当は冷凍食品で冷たくなっているけど、給食は温かいからいい」

ーー学校で昼が食べられることを、お母さんはなんと言ってた?

「『嬉しい』って言っていた」
「『弁当箱洗わなくて楽』って言っていた」

保護者が支払う食費は給食とほぼ同じで、1食250円。この取り組みは、市内の学童90か所のうち54か所で行われていて、今後、全ての学童に導入する予定です。

また、学校のメンテナンスがある関係で、昼食を提供できるのは夏休み中5日間だけですが、今後は日数を増やすことも検討しているといいます。

八王子市教育委員会 放課後児童支援課 浦端翔太 主任
「(夏休み中に)栄養バランスが偏っていて、少し痩せてしまうお子さんもいた。全ての子どもたちに夏休みもおいしい給食を食べてもらって、元気に過ごしてもらいたい」