「飲んですぐになにかなるわけじゃないのが逆に怖い」

豊場地区に長年住む、田中さん夫妻。
配水場の地下水からPFASが検出されたと聞き、不安を覚えたと言います。
(田中隆裕さん)
「突然聞いてびっくり。これからどうすべきなのかわからない」
(田中美紀さん)
「飲んですぐになにかなるわけじゃないのが逆に怖い。何年後かに健康被害のきっかけになっていたら嫌だなと」

この地区で45年間、水道水を使ってきた宇佐見なお子さん(74)。

(宇佐見なお子さん)
「すごく水って命ですもんね。すごくショックで、えーと思って」
PFASが検出された配水場からの配水はストップされましたが、生活は大きく変わりました。

(宇佐見なお子さん)
「水のことを聞いてからは、一生懸命ペットボトルの水を買ってきている。改善するところはしているが、費用とか重さとかあるので、やっぱり水道が自由に使えないのは悲しい」
先月、宇佐見さんは市民団体による血液検査を受けました。